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skypeってどうやって使うの?知っておくべき機能や使い方

地方で会社を経営している場合、なかなか人材が集まらないこともありますよね。経験豊富なリーダーやスペシャリストを雇いたいと思っても、都市部に集中してしまっていて優秀な人材を見つけられずに困っている場合もあるでしょう。そのようなときに検討したいのが、リモートワークです。リモートワークはオフィスに出社することなく、在宅やレンタルオフィスなどで仕事ができる働き方となっています。リモートワークを導入するにあたって、Skypeなどでコミュニケーションを図る機会が増えますよね。

しかし、Skypeはビデオ通話やチャットなどができるシステムとして有名ですが、使い方がいまいちわからない人もいるのではないでしょうか。この記事では、Skypeの具体的な使い方について解説します。

そもそもskypeってどういうツール?基本的な特徴は?

まずは、Skypeの特徴について見ていきましょう。Skypeはテキストでのチャット・音声通話・ビデオ通話が行えるサービスです。Skypeの特徴としては、無料でさまざまな機能を利用できることが挙げられます。有料のサービスもありますが、基本的な機能はすべて無料で使うことができるのです。そのため、だれでも気軽に利用できます。Skypeは、もともとスカイプ・テクノロジーズ社が手掛けたシステムでしたが、買収や売却が繰り返されてきました。2011年にマイクロソフト社に買収されて運用されています。

また、Skypeはパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどでの利用も可能です。それだけではなく、ゲーム機やウェアラブル機器など、さまざまな機械に対応しているので、ビジネスはもちろんのことプライベートでも、たくさんの人に利用されています。

skypeで利用できる便利な機能には何があるのか?

Skypeで利用できる主な機能についても紹介します。1つ目は、Skype間の通話です。Skypeのユーザー同士なら、誰とでも1対1での通話ができます。日本国内のみならず国際通話も無料で行うことができますから、グローバルな企業で海外との通話が多い場合でも便利でしょう。1対1の通話だけではなく、グループ通話も可能です。最大で25人でのグループ通話ができるので、電話での会議などにも使えますよ。Skypeを利用しているユーザーなら無料でのグループ追加が可能ですが、Skypeを使っていない相手を追加する場合には有料です。

Skypeに応答できないオフライン状態になっているときに通話がかかってくることもあるでしょう。そのような場合には、通話転送が利用できます。Skypeに応答できないときに通話がきても、携帯電話や固定電話に自動転送してくれるので大切な連絡をすぐに受けることが可能です。通話転送を利用するには事前に設定をしておく必要があるので注意しましょう。また、Skype間だけでなく携帯や固定電話に通話をかけられるサービスもあります。相手がSkypeを利用していなくても低料金で通話することができるのです。通話転送や携帯・固定電話に通話する場合には、別途料金が必要になります。

ビデオ通話ができるのも、Skypeの便利なところでしょう。webカメラに対応しているパソコンやスマホがあれば、気軽に顔を見ながら通話することができるのです。相手もwebカメラに対応している機器がなければビデオ通話はできないので注意しましょう。もちろん、グループビデオ通話も可能となっています。個別ではなくグループ間でも行えるので、web会議などに利用することが可能です。ビデオ通話は最大で10人まで行えますが、それ以外の人は音声で参加できますので、ビデオ通話できない環境でも会議などに参加することはできますよ。

ビデオメッセージを送ることができるのもSkypeの特徴です。ビデオメッセージは相手がオンラインである必要はありません。オフラインであっても自由に送ることができるので、見せたい景色があるときやなにかを伝えたい瞬間に、手紙や絵葉書などのような感覚で送ることができるのです。インスタントメッセージで連絡を取る方法もあります。インスタントメッセージはその名の通り、どこにいても手軽に送ることができるメッセージとなっています。通話をするほどでもない連絡事項などを伝えるときに気軽に使うことができるでしょう。

入力したメッセージが瞬時に相手に届きますから、仕事のやりとりなどでも使うことができるのです。文字でのメッセージだけでなく、音声メッセージの利用も可能です。これは、いわゆる留守番電話のような機能となっています。忙しくてSkypeに応答できない場合でも、設定しておくことでメッセージを受け取ってくれますから、家事や育児に忙しい人には便利でしょう。

Skypeではファイルの送信にも対応しています。Skypeのファイル送信サービスは、サイズの制限がありませんので、容量の大きなファイルでも送信することが可能です。Skypeをしながら画面の共有も行えます。仕事の説明などをする場合には、画面を見ながら行いたいことも多いでしょう。そのようなときに画面共有をすれば、スムーズに説明が進みます。通話などと同じように、グループ間(最大10人)での画面共有も可能ですから、オンライン会議にも便利に利用できるのです。

パソコンやスマホにskypeを導入する方法や手順は?

パソコンやスマホに実際にSkypeを導入するには、まずSkypeをデバイスにダウンロードする必要があります。パソコンの場合には、公式サイトからダウンロードしましょう。スマホの場合には、App storeやGoogle play storeなどで提供されているSkypeアプリをインストールします。Skypeをダウンロードしたら、無料のアカウントを作成しましょう。アカウントを作るには、メールアドレスが必要になります。電話番号の入力もありますが任意ですので、入力したくない場合は飛ばしてしまっても大丈夫です。その後、Skype名・名前・パスワードを設定します。名前やメールアドレス、パスワードはあとから変更できますが、Skype名については変更できません。

登録が完了したら、Skypeにサインインします。Skypeを開いて、「Skype名、メールアドレス、携帯電話」をクリックしましょう。その欄に、自分のSkype名とメールアドレス、もしくは電話番号を入力してサインインをクリック、パスワードを入力すればサインインは完了です。

skypeの利用に必要となるskypeIDって何?

SkypeIDとは、Skypeに登録する際に作成したユーザー名のことで、サインインやユーザー検索の際に利用されます。SkypeIDについては、あとから変更することができないので、違うIDを使用したい場合には新しくSkypeに登録するしかありません。SkypeIDを確認する方法としては、すでにサインインしている場合とサインインしていない場合で変わってきます。サインインをしている状態でSkypeIDを確認するには、プロフィール画像もしくは表示されている名前をクリックします。

そうすると、自分のSkypeIDが確認できるのです。サインインをしていなくて、SkypeIDを忘れてしまった場合には「サインインでお困りですか」をクリック、登録しているメールアドレスを入力することで確認が可能となっています。SkypeIDは、基本的にサインインの際に利用することになります。しかし、SkypeIDではなく、登録しているメールアドレス・電話番号・Facebookのアカウントでもサインインすることが可能です。もし、SkypeIDを忘れてしまった場合には、これらの方法でサインインするといいでしょう。

skypeでユーザーを追加するにはどうしたらいいのか?

Skypeでユーザーを追加する方法は、パソコンとスマホでやり方が違います。まず、パソコンのSkypeで追加する方法を説明します。Skypeの画面を開いたら「Skypeを検索」という項目を選択しましょう。追加したいユーザーの名前・Skype名・メールアドレスのどれかを入力します。すべてを入力する必要はありませんが、名前の場合には同姓同名の可能性もあるのでわかっているのならSkype名が確実です。検索結果が出てきますので、その中からユーザーを選んで会話ウィンドウに移動します。メッセージを入力する欄があるので、連絡先追加のリクエストメッセージを送りましょう。相手がリクエストを受け入れたらユーザー追加が完了です。

次にスマホでのやり方を見ていきましょう。スマホの場合には、まず「連絡先」をタップします。iPhone版なら右上に、android版なら右下「+」ボタンがありますので、同じようにタップして検索窓を表示させます。検索窓にユーザーの名前・Skype名・メールアドレスを入力して検索しましょう。追加したいユーザーが見つかったらタップ、「連絡先追加のリクエストを送信」という項目が出ますのでタップしてリクエストを送ります。android版ではリクエストと一緒にメッセージの入力が必要です。メッセージにはテンプレートもありますので、特別なメッセージが必要ない場合には活用してみましょう。リクエストを送って、相手が承認したらユーザー追加は終了です。

skypeで相手と通話するための使い方のポイントは?

Skypeで相手と実際に通話するとき、どのように使えばいいのかわからないこともあるでしょう。使い方のポイントについて紹介します。Skypeでサインインをしていれば、連絡先に追加しているユーザーとの通話が可能です。連絡先に追加していない場合にはコンタクトがとれませんので、あらかじめユーザー追加の手順を踏んでおく必要があります。通話をするには、相手を選択して通話ボタンを押します。相手が応えれば、通話が開始されるのです。基本的には相手がオンラインの場合に通話が可能ですが、通話転送サービスなどを相手が設定している場合にはオフラインでも通話できることがあります。

Skype同士での通話の場合には、特別な操作や準備は必要ありません。相手がオンラインかどうかを確認して通話をクリックするだけで大丈夫です。しかし、相手がSkypeを利用しておらず、携帯電話や固定電話にかける場合には事前の準備が必要になります。相手が携帯電話などの場合には別途料金がかかりますから、まずはSkypeクレジットを購入しましょう。Skypeクレジットはコンビニエンスストアなどで購入することが可能です。Skypeの有料プランはさまざまなものがありますが、Skypeクレジットもしくはクレジットカードで支払うことができます。

Skypeクレジットを用意したら、アカウントにサインインして設定画面から「クーポンの利用」を選択しましょう。プリペイド番号を入力することで、Skype内においてSkypeクレジットを利用できるようになりますので、必要なプランを選択して利用します。パソコンでSkype通話をする場合には、ヘッドセットが必要になるでしょう。手元にない場合には、購入してパソコンと繋がなければ通話できません。しかし、スマホやタブレットなどの場合にはヘッドセットを準備する必要がありませんので気軽に使えますよ。

スマホなどなら電話のようにそのまま通話することができますので、ヘッドセットをわざわざ用意する手間がかかりません。そのため、通話の際にはスマホやタブレット、文字チャットやファイルの送信などの場合にはパソコンといったように、用途に応じてデバイスを使い分けるといいでしょう。

skypeを使って相手とメッセージのやり取りをするには?

Skypeを使ったメッセージのやりとりには、Skype同士で行う場合と携帯電話などにメッセージを送る方法があります。Skype同士でメッセージのやりとりを行う場合には、まずサインインをしましょう。連絡先に追加されている相手なら、だれにでもメッセージを送ることが可能です。メッセージを送りたい相手を選択してメッセージを書き込み、送信します。1対1だけでなく、グループにメッセージを送ることもできます。連絡先の画面上にある「+」マークをクリックすることでチャットグループを作成できるのです。複数人に同じ内容を送りたい場合には、グループを作成してから一斉にメッセージを送ると便利です。Skypeのメッセージは、相手がオフラインであっても問題なく送ることができます。

Skypeから携帯電話にメッセージを送る場合には、チャットボックスの上に表示されている「Skype経由」をクリックします。そうすると、「SMS」が表示されますので同じようにメッセージを入力しましょう。送信をクリックすることで、Skypeから携帯に簡単にメッセージを送ることが可能です。ただし、Skypeから携帯電話にSMSを送る場合には料金がかかりますので、その点だけは注意が必要になります。

まとめ

Skypeがあれば、テキストでのチャットやビデオ通話などを無料で行うことができます。パソコンやスマホにダウンロードするだけで利用することができるので、非常に手軽なコミュニケーションツールです。リモートワークをする場合には、遠方にいても気軽に連絡をとれる手段を用意することが重要になります。Skypeなら無料ですし、顔を見ながらの通話やファイル送信、画面共有など、ビジネスで使える機能が豊富にそろっています。リモートワークの導入を考えているのなら、Skypeを利用したコミュニケーションを活用してみるといいでしょう。

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