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コワーキングカフェとは何?メリットや使い方が知りたい!

ずっと自宅で仕事をしていると、だらけてしまったり、つい他のことに気を取られてしまったりすることはありませんか。また、仕事の打ち合わせをしたいとき、自宅には人を呼びづらいこともあるでしょう。そんなとき、ぜひ利用して欲しいのが、コワーキングカフェです。仕事にメリハリがついて、打ち合わせにも便利だと、テレワーク勤務者の間で人気となっています。しかし、利用したことがない人の中には、カフェとの違いや利用方法が分からないという人も多いでしょう。そこで、コワーキングカフェとはどのようなものなのかを紹介していきます。読めば、コワーキングカフェを利用することで得られるメリット、選ぶ際のポイント、種類などが分かります。

コワーキングカフェとは何?

コワーキングとは、人が集まって仕事をするという意味です。そして、そのための場所のことをコワーキングカフェと呼びます。日本でもその存在が広まりつつあり、さまざまな種類のコワーキングカフェが生まれています。そして、コワーキングカフェを利用する人も増えてきているのです。コワーキンカフェを利用する人で多い層としては、テレワーク勤務者が挙げられます。生活にメリハリをつけるために、自宅とコワーキングカフェを併用している場合が多くなっています。他にも、会社で仕事をする場所がある会社員も利用することがあります。例えば、出張で仕事をするスペースがない場合などに利用するのです。また、社外の人との打ち合わせに使うケースもあります。

テレワーク勤務者だけでなく、会社員にもコワーキングカフェが人気なのは、仕事をしやすい環境が整っているからです。例えば、仕事用のデスクがあるだけでなく、パソコンが使えるように電源やWi-Fiも備えられているのです。また、資料をコピーしたり、ファクスしたりしたいときに使える複合機もあります。さらに、喉が渇いたり、リフレッシュしたりしたいときのためにドリンクコーナーも用意されています。ちなみに、ほとんどのコワーキングカフェがフリードリンクとなっています。

カフェとの違いは?

カフェに行くと、パソコンで仕事をしている人たちを見かけることはありませんか。テレワーク勤務者の中にもカフェで仕事をしている人は多いでしょう。そのため、コワーキングカフェを利用したことがない人は、一般のカフェと比べてどう違うのか、区別がつなかいという人もいます。まず、コワーキングカフェはスペースが広く、パソコンや資料などを広げやすい環境が整っています。そして、仕事をしている人たちばかりなので静かです。そのため、カフェのように他のお客のおしゃべりが耳に入ることがなく、仕事に集中できるのです。また、カフェの場合、混んできたら、長時間いるのが難しい場合もあります。店員に退席を促される場合もあるでしょう。しかし、コワーキングカフェの場合、そんな心配は必要ありません。

さらに、テレワーク勤務者の場合、ネットを使うことが大半です。そのため、ネット環境を気にする人が多いでしょう。その点、カフェよりもコワーキングカフェの方がネットにつながりやすく通信速度も速い場合が多いため、ストレスがなく作業がはかどります。さらに、支払い時にクレジットカードが利用できるコワーキングカフェが多いことも、特徴の1つです。

コワーキングカフェを使うメリット

テレワーク勤務者がコワーキングカフェを仕事場として使うメリットはさまざまです。まず、自宅でずっと仕事をしていると、どうしても集中力が途切れてしまいます。テレビやDVD、ゲームなどの誘惑も多いため、つい仕事から脱線してしまうこともあります。しかし、コワーキングカフェを使うと、プライベートと仕事をしっかりと分けることができ、メリハリをつけることができるのです。また、自宅からコワーキングカフェに通うことで、生活にリズムもつけられます。さらに、他人の目があると、ほどよく緊張します。その結果、仕事に集中することができるのです。また、1人黙々仕事をするだけでなく、打ち合わせスペースとして利用することも可能です。

複数で仕事場をシェアしているメリットもあります。まず、1人で借りるよりも、コワーキングカフェの方が費用も安く抑えることができます。また、テレワーク勤務者の場合、1人で仕事をしているため、孤独になりがちです。他の人たちがどのように仕事をしているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。その点、コワーキングカフェにはいろんな人たちがいるため、情報交換をすることが可能です。ときには、仕事をする上で刺激になる人に出会うことがあるかもしれません。

どうすれば利用できる?

コワーキングカフェの多くが会員制です。また、料金は使用するたびに支払うのではなく、月額制となっているところが大半です。ただし、一口に月額制と言っても、使う時間帯や曜日によって、料金が異なります。例えば、夜や週末だけ利用する場合は、フルタイム利用よりも、月の利用料金を安く抑えることができます。さらに、2時間から数時間程度の利用もできる場合もあります。時間帯だけでなく、席も選ぶことができます。多くのコワーキングカフェでは、固定席、フリー席、個室などに分かれているのです。この場合、個室が一番高く、どの席を選ぶかによっても、月々の料金が違ってきます。

ただし、コワーキングカフェによっては、会員制と並行して、ドロップイン制を取り入れているところもあります。ドロップインとは、1回使用するごとに料金を支払うシステムのことです。会員にならなくても利用できることから、出張先で一度のみ仕事スペースが欲しい人に便利です。また、いきなり会員になるのは不安だという人もいるでしょう。そんな人もドロップインで一度利用してみれば、どんなところか、確かめることができるでしょう。

コワーキングカフェを選ぶ際のポイント

コワーキングカフェを選ぶには、ポイントがあります。まず、自宅から通いやすいかどうかです。どんなに施設が整っていても、自宅から遠いと足が遠のきます。それでは月額の料金が無駄になってしまうでしょう。次に、料金と自分がやりたいことのバランスが取れているかどうかです。不要のサービスがついている分、料金が高くなっている場合もあるかもしれません。また、サービスだけでなく、設備もチェックしましょう。例えば、個人ロッカー、プロジェクター、会議室などが必要な人は、あらかじめ備わっているかどうかを確かめるようにしてください。

このほか、仕事をするスペースの雰囲気も大切です。インテリアや内装にも好みがあります。また、どんな人たちが来ているのかも気になるところです。中には、会員になる前に、お試し利用できるところもあります。いくつか利用してみて、自分に合ったところを選ぶとよいでしょう。同時に、コワーキングカフェ周辺の環境も重要です。時には、夜遅くまで仕事をすることもあるでしょう。そのため、コワーキングカフェから最寄り駅までの道のりが暗くて、危ないようであれば、女性の利用はやめたほうがいいでしょう。また、飲食店やコンビニエンスストアが近くにあると便利です。周りに何があるか、見ておくことをおすすめします。中には、コンシェルジュが常駐しているコワーキングカフェもあります。その分、割高になりますが、安心して仕事に取り組めるでしょう。

種類1.格安型

一口にコワーキングカフェと言っても、さまざまな種類があります。自分に合ったものを選ぶようにしましょう。1つ目は、格安型を紹介します。格安型は、自宅以外に仕事をするスペースを確保したいけれど、月々の利用料金をあまりかけたくないという人におすすめです。中には、月額4000円程度で借りることができるところもあります。

しかし、かかる料金が安い分、デメリットもあるので注意しましょう。まず、格安型の場合、設備はテーブルやwi-fi機器など最低限のものしか揃っていないことがあります。いくら安くても、仕事ができない環境であれば、月々の料金が無駄になってしまいます。また、利用できる時間が夜のみ、もしくは昼のみと限定されている場合もあります。例えば、夜のみ営業のレストランが、昼間のみコワーキングカフェとして貸し出している場合があるからです。自分が利用したい時間帯に、コワーキングカフェが開いているかどうかを確認するようにしましょう。設備や時間帯に問題がなければ、格安で利用できるため、お得といえます。

種類2.多目的利用型

2つ目は、多目的利用型を紹介します。多目的利用型の特徴は、設備が充実していることです。例えば、パソコンに向かって作業をするスペース以外にも、会議スペースなどが設けられており、複数で会議や打ち合わせを行うことができるのです。また、プロジェクターなどのオフィス機器も揃っているため、できる仕事の幅も広がるでしょう。さらに、自分以外の人がいることが気になる人には、個室も用意されています。

こうした設備などのハード面だけでなく、ソフト面も充実しています。例えば、利用者同士の交流会を主催しているコワーキングカフェもあるのです。交流会がきっかけとなって、同じコワーキングカフェを利用している者同士で新たな仕事をスタートすることもあるかもしれません。ビジネスチャンスが広がる可能性があります。さらに、会員限定で、仕事に役立つ講座などを受けることができるところもあります。しかし、その分、利用料金が割高になっています。コワーキングカフェをただ単に仕事をするスペースと捉えているのででなく、自分自身のキャリアアップや人脈づくりに使いたい人にはおすすめです。

種類3.食事重視型

3つ目は、食事重視型を紹介します。時には、仕事が忙しくて、食事に行く時間がないこともあります。また、毎回、お弁当を持って行ったり、外に食べに行ったりするのは面倒なこともあるでしょう。だからといって、食事を抜いていると、仕事の能率も下がってしまいます。そのため、コワーキングカフェ内で食事やドリンク類が充実していると非常に便利です。一人暮らしの場合は、帰宅してから自炊する手間を省くことができます。

簡単な軽食を取ることができるコワーキングカフェは多いですが、中には、プロの調理師が本格的な食事を作ってくれるところもあります。栄養バランスの取れた食事を摂ることができるため、健康面でも役立ちます。また、専門のバリスタが常駐していて、美味しいコーヒーを提供してくれるところもあります。このほか、仕事が終わった後、くつろげるようにとバーを完備しているところもあります。バーには、コワーキングカフェで仕事をしている人たちが集まります。多くの人たちと交流するチャンスです。中には、バーでの出会いがきっかけとなって、新たな仕事を獲得した人もいます。人によっては、バーが営業の場になっているのです。

種類4.子連れ型

4つ目は、子連れ型を紹介します。テレワーク勤務者の中には、子どもがまだ小さいからといった理由で、テレワークという働き方を選んでいる人もいるでしょう。そんな人たちは、自宅から離れることができないため、コワーキングカフェを利用できないと諦めていませんか。しかし、自宅にこもりっきりで、仕事と育児にかかりっきりでは、ストレスが溜まってしまいます。たまには外の空気を吸うほうが仕事もはかどり、子どもとも上手に接することができるでしょう。

そこで、おすすめしたいのが、保育士がいるコワーキングカフェです。保育所や授乳室、ベビーベッド、キッズスペースが完備されているため、小さな子どもがいても、安心して仕事をすることができます。また、コワーキングカフェ内には、子どもを預けるスペースはなくても、保育園と提携しているところもあります。仕事をしている間だけ子どもを保育園に預けるといったことも可能なのです。働き方改革でますますテレワーク勤務者が増える中、仕事と育児の両立がしやすい子連れ型のコワーキングカフェは今後、注目を集めていくでしょう。

まとめ

会社員と言えば、自宅から会社に通って仕事をするというスタイルだけといった時代は、過去のものになりつつあります。今後はテレワークで仕事をする人たちが増えていくことでしょう。そんな中、仕事がしやすいコワーキングカフェの需要はますます高まっていきます。そして、利用者が増える分、そのニーズに応えるために、さまざまな種類のコワーキングカフェが誕生していくことでしょう。テレワーク勤務者として、仕事の効率を上げていくためには、自分の仕事のスタイルに合った設備があり、仕事しやすい時間帯や場所のコワーキングカフェを選ぶことが重要となってきます。

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